里都山自然農 小さな楽園♪ vol.9

《多様性のある楽園づくりは、これからの社会の縮図》

都市の暮らしでは、時間に追われ競い合う社会システムに身を置かれていますが、土に触れる小さな農に出会い、ゆっくり育つ植物たちを見守ることから、時間と競争から抜け出すことができます。

楽園畑では秋冬野菜がゆっくりと生育中です。畝にはブロッコリー、キャベツ、白菜、小カブ、ロメインレタスなどに彩られています。多種多用な植物が共生する世界では、競う姿は見ることがありません。これからの社会では多様性のある関係性が大切です。

1期の楽園塾は、来月で最終回となります。小さな場からでも農的コミュニティが創造できることを実践してみたくてはじめた学びの場、来期も楽しくワイワイと農を体験していきたいと思います。

農閑期となる冬は、小屋周りのDIYワークショップや薪ストーブで暖をとりながらの鍋会や演奏会を楽しみたいです。

自然界では、冬支度が始まっています🍁

 

 

 

Share Seeds! vol.12

《青山 Share Seeds 2016.11.19(土)スタート》

 

 生命の根源である「たね」から自由を取り戻そうと始めたShare seedsの活動も4年目となりました。

この間、皆様からの温かいご支援をいただき、プロジェクトメンバーと共に準備を進めて参りました。
そしていよいよ、毎週末に開催されている青山ファーマーズマーケット内にたねBoxを設置します。
土に触れるきっかけの少ない都市住民に、種を蒔く呼び掛けをしていきます。

↑此方のスタッフカードを見掛けましたら、気軽にお声掛けくださいね。

 

里都山自然農体験 楽園塾 vol.6

《第13回目 秋の収穫祭 》

晴天に恵まれた楽園で、秋の収穫祭をしました。

 

塾生達と塾生の知人であるご家族4人がご参加されました。自然農の体験組と収穫した野菜や持ち寄り野菜を料理する組に分かれての作業を楽しみました。

皆さんの笑顔が絶えない時を過ごし、その中でも一際、輝いていたのはやはり子供たちでした。焼き芋を”美味しい美味しい”と満面の笑みで頬張る姿がとても印象深かったです。

 

次回は、今年最後の種まきをします。

里都山自然農 小さな楽園♪ vol.8

《小さな楽園とは》

都市郊外に生命を感じる場を創ろうと始めた自然農の畑「小さな楽園」とは、土の世界から"農の本質"を知る。つまり、"生命を知る"ことを学び合おうという意味で名付けました。

センス・オブ・ワンダー、頭で考えず、五感という素晴らしい感性から学ぶ場を目指しています。

 

《農の本質は「生命」であること》

「われわれは天地自然のあたたかきふところにおいてのみ、その生のやすらかなるふるさとを見出すことができる。「土」はじつに生命の根源である。土を亡す者は一切を亡す。われわれは今やまさに土に帰らねばならない。そして一切を土の安定の上に築きかえなくてはならない。土に帰れ、土に帰れ。土に帰ってそこから新たに歩みだそう。それのみが農だけでなく、都市と全国民社会を救う道である。そこからのみ、資本主義社会にとって代わるべき厚生主義社会が生まれ出るのである。」(『農村学』より)

「土を凝視するとは、そこに労働手段を見るのではなく、天地自然を、そして我々人間を見ることである。」(『農本建国論』より)

都市での小さな農を通して、意識を変えて行くことは出来ると思います。

次の社会を見据えて行動しましょう。