3月の楽園塾を開催しました。
横浜、世田谷、埼玉からお越しいただいた5名のギフトメンバーとの楽園ライフ。
去年の夏に塾生たちと一緒に植え付けしたジャガイモの収穫をし、7月収穫に向けての植え付けをしていただきました。
ジャガイモ掘りに夢中になる子供も大人も、出てくるジャガイモに大はしゃぎでした。日頃の暮らしでは土に触れる機会はほとんどありません。皆一同に「フカフカ〜、柔らかい〜」と土の感触に癒された様でした。どうしてこんなにフカフカなのか、土の中には天文学的な微生物がいること、お互いに助け合って成り立つ土壌構造をしていることをお伝えし分かっていただけました。
ランチは、ギフトエコノミー実践の一つとして楽園野菜での味噌汁づくりと持ち寄りごはん(ポットラック)。食べながらの団欒は愉しく心もお腹も満足していただけたようです
ほっこり焼けたサツマイモをストーブから取り出し、おやつにと頬張る子供達からは、「美味しい!美味しい!」の絶唱。素直な感性を持つ子供達からの嬉しいギフトをいただきました。
与え合いで成り立つギフトエコノミーの世界。見返りを求めずに与えることを実践することで、真の心豊かな暮らしを得ることが出来るのではないでしょうか。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
次回の楽園の日 4月9日(日)の開催予定です。
2016年 里都山自然農体験の様子
《プロフィール》
小さな楽園管理人 末木 秀和(すえき ひでかず)
里都山自然農体験 楽園塾管理人
・都市近郊の畑で、”与え合う関係性”を学び合う、自然農体験塾を開催。
・生命の根源である種の大切
・廃材となるパレットなどを再利用したUp Cycle Project
を発起(2015年〜)、コンポストBOXや菜園BOXなどの家庭菜園ツールの企画立案を担当している。