今回のイベント企画者とファイシリテーターは、神戸在住のArt of Livingの辻かおり (Kaori Tsuji)さんと米カリフォルニア在住の種の研究者ロマンアルカラ佳奈 (Kana Roman-Alcalá Okada) さん主催のイベントにゲストとして、参加させていただきました。
上映会後のカナさんによるプレゼンで印象的だった”言葉”
「私」と「自然」→「私」=「自然」
人間は自然界の一部であることを意識することはとても大切なことです。
都市生活の中では、この意識を持つことは不可能に近いと思います。では、どうしたら意識を変えられるのか。
小さなことでもいいから、土と植物に触れる機会を作ることが大切だと思います。
小さな行動からでも、気づきは生まれます。種を守ること、繋ぐことは「自由」を勝ち得ることにつながります。
種は誰のものでもなく、みんなの共有資源です。
一人ひとりが種を蒔くことから、持続可能な社会はデザインされていくものと信じています。
この映画は、是非、大勢の方に観ていただきたいです。映画鑑賞後にみんなで感想を共有し、次のアクションへつなげていただけたらと思います。
以下は、主催者からのイベントにおけるメッセージです。
何万年も、何億年も地球の上で命をつないできた種。
しかし、今春の日本の種子法の廃止によって、
日本に暮らす私たちと種の関係は大きくシフトしていきます。
一方で、世界中のたくさんの人々が、種と人間の新しい関係性を探りはじめています。
『生命がすべて一つにつながりあった網だとしたら、私たちは種とどのような関係をつむぎたいだろうか?』
映画「種子ーみんなのもの?それとも企業の所有物?」(原題
Semillas)を観ながら、一緒に種について考えてみませんか?
*この映画の詳細解説PDFです。勉強会などに活用できます。
https://drive.google.com/file/d/1ZSe-NIZyMiYk7jeq21QIp7KhscIeRH1f/view